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筒井雅子著「ノホホン奥様のすっぴんロンドン-英国滞在奮闘記-」を読みました [本・雑誌]

ノホホン奥様のスッピンロンドン―英国滞在奮闘記

ノホホン奥様のスッピンロンドン―英国滞在奮闘記

  • 作者: 筒井 雅子
  • 出版社/メーカー: 海拓舎
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本


へー!?都会なロンドンでも、こんななんだ~


最近ココロはイギリスに飛んでいるワタクシ、図書館でイギリス旅行本コーナーを物色し、ビビっときたこの本を借りました。

ワタシはどこでもそうなんだけど、いわゆる観光=なんかを見るってコトには全然興味が無く、体験重視なんですね、で大抵は食べまくりツアーになるので、ガイドブックとかも観光名所だの歴史だのに重点を置いてるのは意味ないからグルメガイドを買います。

で、グルメガイドと共に1冊買うか借りるかするのが、現地生活本。それもお上品なのではなく、地べたに張り付いてるようなのがスキ♪

図書館にはあまりそういうニオイの本がなく、まあイギリスが対象では仕方が無いかもしれないけど、唯一ワタシ好みそうだったのが、この「ノホホン奥様のすっぴんロンドン-英国滞在奮闘記-」。

著者である筒井雅子さんは、どっちかっていうと、っていうかだいぶお育ちの良い方のハズなのに、そんなことはまったく前面に表わされることはなく、かといって下品な悪態をつくことはなく、ちょっとの観光旅行ではうかがい知ることの無い生身のロンドン生活を語ってくれています。

驚いたのは、大都会ロンドンなのに、事あるごとに何かと対応が遅かったり悪かったり一大事になってしまうってこと。アレ?これってイギリスだよね?東南アジアとかじゃなかったよね??って何べん思ったことか。やっぱり日本がきっちりしすぎているのかな~

まあ本に書くネタだからそういう出来事ばかりを集めたのでしょうが、それにしてもイメージしていたのとは大違い。土着した面を垣間見ることができて、とても面白かった。それはやっぱり、著者が海外生活に慣れていて、英語力があってこその出来事であって、フツーの日本人奥様なら言葉のカベに立ちふさがれこまで踏み込めてないと思う。だからこそうわべのきれいな話が多いんだろうし。

一番驚いたのは、最後に載っていた著者の写真、ビ、美人です!!もうちょっとなんていうかあんな感じ(どんな感じ?)を想像していたので、見た途端うわっ!って声に出たと思う、確か(笑)
そしてさらに驚くべきことに、借りてきたこの本、表紙を開いたら著者の直筆サイン(あまりにきちんとフツーに書いてあるので、元の持ち主が書いたのかと思った~)があったこと!!義務教育の殆どを海外で過ごしていたとは思えないほど達筆です、ワタシなんかよりよっぽど。ズルイ。

そういえば本の内容に全然触れてない(笑)
どれもこれも「へ~!ほ~!ふ~ん!!」なのですが、印象に残ってるのは英国人の優先順位は
家族→休暇→仕事 ってトコ。日本のおとーさんだと最近はどうかしんないけどたいていは
仕事--------------------------------------------→休暇→家族って感じじゃない?
少なくともウチのチチはそうだった。友達の家に行ってお父さんがいるとすごくビックリし記憶がある。
なので、愛しのライアン君も家族がイチバン♪のステキな人なのかしら~とあることないこと妄想が膨らみましたよ、オホホ。

残念ながら筒井さんはコレ1冊しか本は出していない様子、是非またデンデンさまと異国の地へ向かい、滞在記をしたためていただきたいものです。楽しみに待ってますよ~♪


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