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「ホワイト・オランダー」を観ました [洋画]

ホワイト・オランダー

ホワイト・オランダー

  • アーティスト: トーマス・ニューマン, サントラ
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/02/14
  • メディア: CD

ミシェル・ファイファーのこういう役、見たかったんだ~やっぱり合ってた!

以下は 公式HP 記載のあらすじです、ネタバレ注意!


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アストリッド(アリソン・ローマン)は、ロサンゼルスに住む15歳の少女。アーティストの母イングリッド(ミシェル・ファイファー)は、強く美しいが、狂気なほど独善的な女性で、父親が誰かも知らないまま育ったアストリッドは、そんな母を無条件に崇拝していた。しかし、母子ふたりの自由な生活は、ある日突然終わりを告げる。恋人バリー(ビリー・コノリー)の裏切りに激怒したイングリッドが殺人事件を起こし、終身刑を宣告されて刑務所に収容されたのだ。

 たちまち天涯孤独の身となったアストリッドは、福祉事務所の管理下に置かれ、里親の元へ送られる。最初の里親は、元ストリッパーのスター(ロビン・ライト・ペン)だった。かつてアルコール漬けの自堕落な生活を送っていた彼女は、キリスト教の一派に入信して救われたという人物。その宗教観とハデな服装のセンスに、アストリッドは最初とまどいを覚えるが、それでもだんだんと新しい生活になじんでいく。そんな彼女の変わりように敏感に反応するイングリッド。刑務所へ面会にやって来たアストリッドがスターからプレゼントされた十字架を付けているのを目ざとくみつけた彼女は、アストリッドが洗礼を受けたことを厳しく批判。「自分の頭で物事を判断しないで、宗教に頼っているような人たちを信頼しては駄目。自分が何者かを忘れないで。」と言ってアストリッドを混乱させる。それは、娘の人生を他人の手に渡したくないイングリッドの愛情から発せられた言葉だったが、スターに歩調を合わせて暮らすしか選択の余地がないアストリッドには、ただつらく響くだけだった。

 スターとアストリッドの仲がこじれはじめたのは、それから間もなくのことだった。スターは、同棲中の恋人レイ(コール・ハウザー)が、アストリッドと親しくなったことに嫉妬したのだ。実際、父親を知らないアストリッドには、レイのたくましさがとびきりまぶしく映った。それが恋愛感情なのかもはっきりしないまま、レイの存在が心の中で大きくなっていくのを感じるアストリッド。嫉妬心がますますふくれあがり、再び酒に溺れるようになったスターは、ついにある晩、銃をふりまわしてアストリッドを撃ってしまう。病院に担ぎ込まれたアストリッドは、命と引き替えに住む家を失った。

 退院後、マッキニー・ホールという施設で暮らし始めたアストリッドは、美しさをねたまれ、ケンカを売られる日々に耐えなければならなかった。そんな彼女の心の支えになったのは、同じ施設で暮らすポール(パトリック・フュジット)という少年だった。コミック作家をめざす彼と、母譲りの画才を持つアストリッドは、ごく自然にひかれあっていく。しかし、ポールの絵を「マンガ」とけなすイングリッドは、「寂しいからといって他人に心を許してはダメ」と、相変わらずアストリッドに手厳しい言葉を浴びせる。

 それからしばらくして、アストリッドの引き取り手がみつかった。今度の里親は、マリブに住む女優のクレア(レニー・ゼルウィガー)と、TV関係の仕事をするマーク(ノア・ワイリー)の夫妻だ。クレアは優しく気さくな人柄で、彼女とアストリッドのあいだには、姉妹のような絆が生まれる。何もかもが満ち足りた幸福な日々。だが、それも長くは続かなかった。悲劇の引き金となったのは、1年の半分は家に帰って来ない夫に対するクレアの不満と孤独だった。手紙のやりとりを通じて、そんなクレアの心中を見抜いたイングリッドは、刑務所へ面会にやって来たクレアに敵意のある態度を取り、不安をあおるような言葉を浴びせる。彼女には、アストリッドがクレアの孤独の穴埋めに利用されることが我慢できなかったのだ。しかし、繊細なクレアにとって、自分自身の弱さを指摘されるのは過酷な経験だった。彼女は、久々に帰宅した夫に強く立ち向かおうとするが、反対に離婚を宣告されてしまう。その夜、傷ついたクレアは睡眠薬自殺をはかった。

 かくしてアストリッドは再びマッキニー・ホールに舞い戻り、新しい里親が出現するのを待つことになった。再会したポールからは「一緒にニューヨークへ行こう」と誘われるが、いまやアストリッドは、誰かを信じる気持ちを持てなくなっていた。そう、あれほど敬愛していた母に対しても。クレアの死を「あなたは自殺の見張り番だった」と一蹴するイングリッドに、アストリッドは「もう二度と面会に来ない」と決別の言葉を投げつける。

 母の呪縛から逃れたい・・・。愛が深すぎるがゆえにアストリッドにとっては凶器にも近い存在に変わっていくイングリッド・・・。

 やがて3番目の里親がみつかった。ロシア移民のレナ(スヴェトラーナ・エフレモーヴァ)だ。彼女の指導のもと、金持ちのゴミ箱をあさり、掘り出した品物をフリーマーケットで売る処世術を学ぶアストリッド。自分ひとりの力でサバイバルすることを覚えた彼女は、次第にたくましさを身につけていく。

 様々な経験をつみ、自我に目覚めたアストリッド。彼女は、頑なに自分の価値観を押し付けようとし、アストリッドを否定する母イングリッドとの歪んだ母娘のかたちに正面から向き合い、新たな関係を築くことができるのだろうか。
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ホワイト・オランダー

ホワイト・オランダー

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2003/10/24
  • メディア: DVD


White Oleander (Oprah's Book Club)

White Oleander (Oprah's Book Club)

  • 作者: Janet Fitch
  • 出版社/メーカー: Back Bay Books
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: ペーパーバック


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