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「デンジャラス・マインド 卒業の日まで」を観ました [洋画]

デンジャラス・マインド 卒業の日まで

デンジャラス・マインド 卒業の日まで

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD

やっぱりミシェル・ファイファーはいい!今作は美人役じゃないところがまたいい。

以下は公式HP?記載のあらすじです、ネタバレ注意!

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ノース・カルフォルニアのバークモンド高校。海軍での9年間のキャリアに幕を閉じたルアン・ジョンソンはいまここで英語の教師というキャリアを新しくスタートさせようとしていた。それは彼女にとって長年の夢の実現でもあった。

 受け持ったアカデミークラスは教頭の弁によれば”情熱的で、挑戦的な子”ばかりを集めた特別クラスということであったが、教室に出向いたルアンは初日からいきなり失望するしかなかった。クラスは劣悪な環境であるインナー・シティー(スラム街)から通う生徒たちで占められ、彼らは先生にも学校にも何も期待せず、気ままに騒ぎまくっているだけであった。たまりかねて教室を飛び出したルアンはこの職を世話してくれた親友ハルの教室に直行。ぐちるルアンにハルは「連中の注意を引くんだ、いやならやめろ」と冷たく言い放つ。

 教科書を読みあさったルアンだが良い案は浮かばない。しかし彼らの気を引かなければ長年の夢だったこの仕事をあきらめるしかない。翌日、海兵隊で鍛えた私を甘く見ないでとばかりにジーンズに革ジャン姿で生徒を待ち受けるルアン。「あんた懲りないね」と生徒に冷やかされつつも、ルアンは海兵隊で学んだ空手を教える事から始めた。案の定彼らは正真正銘の元海兵隊員に興味を示し、ラウルが体格のいい相手を教えられた通りに空手で投げ出すことに成功するややんやの喝采となった。

 ルアンはまず、彼ら全員に「評価A」を与える。これまでAのない人生だった彼らにやる気と自信をつけさせる作戦だ。しかし空手に熱中した彼らも、英文法の授業に入ると即座に興味を失ったしまった。その上校長に呼び出されるルアン。ノックをせずに入ってしまったためにノックをするのが常識だろうとルアンに礼儀を諭す一方、授業で空手を教える事を注意し、教育委員会の課程に従うよう忠告する。動詞がなにかも知らない生徒達に教育委員会の定めたカリキュラムですって?ルアンは少しもひるまず生徒達が勉強に興味を持つことなら何でもやる覚悟だった。まずは問題に正解したらキャンディーのご褒美。課題の詩を読みこなせば遊園地ツアーも決行だ。そんなルアンの熱意に生徒達も少しずつ感化され始める。生徒の興味を引きそうな詩としてボブ・ディランのヒット曲「ミスタータンブリンマン」を選ぶ。そこには暗号名、役の売人クスリをくれ、麻薬が切れかかって頭がガンガン等々、意味が隠された言葉が並ぶ。生徒達の議論は白熱しかけるが、クラスのリーダーエミリオがルアンを無視すると他と生徒達の勢いも微妙なものとなってしまう。

 ディランの詩通して学ぶことの楽しさを分かりかけた彼らだったが生活での掟は相変わらずだった。強く出ないとやられてしまう。そんな一触即発の要因を常に抱えている彼らのうち、エミリオとラウルが派手な喧嘩騒ぎを起こす。学校の警備員に捕まったエミリオは留置されラウルは三日間の停学をくらってしまう。ラウルの家を訪ね、両親に彼がどんな素晴らしい生徒であるかを話し、ルアンが彼を頼りにしていることを話すと、ラウルは信頼されることの喜びに顔を輝かせるのだった。

 しかし他の生徒はルアンが警備員に喧嘩のことをチクったからこんなことになったと思いこみルアンを避難する。いやなら出ていって、というルアンに対し、俺達は選べない、ゴミだめからバス通学、などと次々にグチる生徒達に、ついにルアンの怒りが爆発。犠牲者ぶらないで!と一喝する。なぜ構う?という生徒達に対し、構うと選択した、というルアン。そんな議論にピリオドを打つかのようにエミリオが発言する。もう一度詩を読んでくれ、という。その授業の終わりにエミリオは、「ラウルの家に行ったんだって?やるね。」とルアンに話しかける。

 この一件が終わったあともルアンは校長からの度重なる忠告を無視し、あの手この手を使って生徒達の興味を引く授業のやり方を考えた。そんなある日、クラス一優秀な生徒キャリーが妊娠のため転校を迫られていることを知る。妊娠による転校勧告はルールにないから学校に残れることを伝えるが、キャリーは子供を生んで独立するためには転校するしかないと決めていた。自分の力では生徒達の環境は変えられない。

 気を落とすルアンにさらに重大な事件が起こる.....。

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主役はミシェル・ファイファーだけれど、お話は高校生の青春。しかもだいぶ込み入ってる。

ルアン役はミシェル・ファイファーじゃなくても良かったかもしれない、けど、合ってた。
ラウル役のレナリー・サンティアゴは、典型的なメキシカンな顔立ち、プリズン・ブレイクのスクレ系(笑)
エミリオ役のウェイド・ドミンゲスも、アメリカ映画にはよく出てくるタイプ、エミリオ・エステベス系?(笑)
私的にはイチバン印象的なキャリー役のアイディア・ハリス(今はブルックリン・ハリスに改名)、マトリックスのノーナ・ゲイかと思ったら別人でした。
もう一人、黒人の男の子で印象的な人がいるけど、名前が分からない~セリフは三言だけだけど、目で語ってました。

派手さはないけど心にぐっとくる内容で、実話が元になっているという事で納得です。オリジナルだともっとどのエピソードもドラマティックに書きすぎるだろうから。

日本の高校生に当てはめることはできないけれど、思春期後期の子どもに見てもらいたいです。高校2年生ぐらいかな?中学生じゃ早すぎる、うん。

観たら消そうと思ってたけど、DVDにとっておく事にします。サントラも図書館で借りてこようかな、主題歌の「Gangsta's Paradise」by Coolio、当時から好きだったんだった。

8点献上!


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